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Googleマップの口コミの集め方|謝礼を渡すのは規約違反?正しい方法を解説

ブログの記事タイトルが入ったアイキャッチ画像

「口コミを投稿してくれたら10%オフ」「口コミを投稿してくれたらドリンク1杯サービス」など。

こうした口コミ集めの施策を、すでにやっているお店も多いかもしれません。

ところが、こうした謝礼と引き換えの口コミ集めは、実はGoogleの規約違反です。

知らずに続けていると、お店のビジネスプロフィールが制限されることもあります。

この記事では、なぜ謝礼がNGなのか、違反するとどうなるのか、そして規約を守った正しい口コミの集め方までを解説していきます。

前提:GoogleマップとGoogleビジネスプロフィールの違い

Googleマップのアイコン画像

本題に入る前に、混同しやすい2つの言葉を簡単に整理しておきます。

Googleマップは、利用者がお店を探したり、口コミを見たり書いたりする地図サービスそのものです。

一方のGoogleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)は、お店側が自分の情報を登録・管理するための無料ツールを指します。

お店がビジネスプロフィールで登録した情報が、Googleマップや検索結果に表示される、という関係です。

口コミも、利用者はGoogleマップ上で投稿し、お店側はビジネスプロフィールで返信や管理を行います。

この記事でも、利用者が口コミを見る・書く場面を「Googleマップ」、お店側が管理やペナルティを受ける場面を「ビジネスプロフィール」と呼び分けて解説していきます。

口コミの謝礼はGoogleの規約違反

プレゼントを手渡している画像

結論から言うと、金銭や割引、無料サービスといった謝礼と引き換えに口コミを依頼する行為を、Googleは明確に禁止しています。

Googleの公式ポリシーでは、店舗側が提供するインセンティブ(金銭的な報酬、割引、無料の商品やサービスなど)が動機となって投稿されたコンテンツを禁止すると定めています。

口コミは、あくまで利用者の実体験に基づくものでなければならない、という考え方が根底にあるからです。
(参照:Google「禁止および制限されているコンテンツ」

つまり、お店が「見返り」を用意して書いてもらった時点で、その口コミは規約違反の対象になります。

良い評価を集めたいという前向きな気持ちからでも、結果として規約に触れてしまうのです。

やりがちなNG例

指をバツにしてNGを表現している様子

悪意なく、むしろ良かれと思ってやってしまいがちなNG例があります。代表的な4つを挙げます。

  • 1. 口コミ投稿で割引・クーポン
  • 2. 口コミで一品サービス・ドリンク無料
  • 3. 口コミ代行サービスの利用
  • 4. 良い口コミだけを選んで依頼する

それぞれ、なぜNGなのかを見ていきます。

1. 口コミ投稿で割引・クーポン

「口コミを書いてくれたら次回使える割引券をプレゼント」という施策です。集客のテクニックとして紹介されることもあり、つい取り入れてしまいがちな手法です。

しかし、割引やクーポンは立派なインセンティブです。見返りを条件に口コミを促している時点で、規約違反にあたります。

2. 口コミで一品サービス・ドリンク無料

ビールと枝豆などの一品料理の画像

飲食店でよく見られるのが、「口コミ投稿でドリンク1杯無料」というパターンです。その場でお礼ができるため、手軽に思えるかもしれません。

これも、無料の商品やサービスという見返りを伴うため、割引と同じく規約違反です。金額の大小は関係ありません。

3. 口コミ代行サービスの利用

お金を払って口コミを投稿してもらう代行サービスも存在します。短期間で件数を増やせるように見えますが、これは最も重い違反のひとつです。

実際に来店していない人物による投稿は、実体験に基づかない偽の口コミにすぎません。

発覚すれば、まとめて削除されるだけでなく、プロフィール全体への制裁につながります。

4. 良い口コミだけを選んで依頼する

満足してくれた人にだけ口コミを頼み、不満そうな人には頼まない。一見すると自然な行動ですが、評価を意図的に操作する行為とみなされる可能性があります。

口コミは、良い評価も悪い評価も含めて、利用者の率直な声であるべきものです。意図的な選別は、その公平性を損なう行為だと言えます。

違反するとどうなる?ペナルティの中身

危険マークで危険を表している画像

規約違反が発覚した場合、いくつかの段階でペナルティが課されます。軽く考えていると、お店の集客に大きなダメージを受けかねません。

まず、規約に反した口コミは削除や非表示の対象になります。せっかく集めた評価が、ある日まとめて消えることもあるのです。

さらにGoogleは、ビジネスプロフィール自体への制限措置も本格化させています。

違反が確認されると、不審な口コミが削除されたことを知らせるバナーがページに表示されたり、一定期間口コミや評価の投稿が制限されたり、口コミが非表示にされたりする場合があります。
(参照:Google「消費者アラート」

一度こうした制限を受けると、回復には手間も時間もかかります。

短期的に評価を盛るために、お店の土台そのものを危険にさらすことになるのです。

そもそも、なぜGoogleは謝礼を禁止するのか

Googleの検索画面

そもそも、なぜここまで厳しく禁止されているのか。理由を理解しておくと、ルールの線引きが腹に落ちます。

口コミは、利用者がお店を選ぶときの判断材料です。多くの人が、実際に行った人の正直な感想を信頼して、来店を決めています。

ここに謝礼で歪められた口コミが混ざると、その情報は信頼できないものになります。

利用者を欺くことになり、Googleマップという仕組み全体の価値も下がってしまうのです。

謝礼で一時的に評価を上げても、長い目で見れば信頼を損ない、自分の首を絞めることになりかねません。

Googleのルールは、公平な情報を守るためのものであり、結果として正直に営むお店を守る仕組みでもあるのです。

規約を守った、正しい口コミの集め方

女性がスマホで口コミを打ち込んでいる様子の画像

謝礼に頼らなくても、口コミは増やせます。規約を守りながら実践できる、正攻法を4つ紹介します。

  • 1. 口コミを「お願いする」のは問題ない
  • 2. QRコードやリンクで投稿のハードルを下げる
  • 3. 良い体験そのものを設計する
  • 4. もらった口コミには必ず返信する

それぞれ解説していきます。

1. 口コミを「お願いする」のは問題ない

禁止されているのは、あくまで謝礼と引き換えにすることです。見返りなしで「よろしければ口コミを書いていただけませんか」とお願いすること自体は、まったく問題ありません。

満足してくれた様子のお客様に、会計時やお見送りの際、感謝とともに自然にひとこと添える。これがもっとも基本的で、もっとも健全な方法です。

2. QRコードやリンクで投稿のハードルを下げる

飲食店のQRコードにスマホのカメラを向けている画像

口コミを書こうと思っても、お店を検索して投稿画面までたどり着くのは、意外と面倒なものです。この手間が、投稿をやめてしまう一番の原因だと言われています。

口コミ投稿ページに直接飛べるQRコードやリンクを用意し、レジ横やテーブル、レシート、サンキューカードなどに添えましょう。書く気持ちがある人を、スムーズに後押しできます。

3. 良い体験そのものを設計する

そもそも口コミは、お客様の満足度がそのまま表れたものです。良い口コミを増やしたいなら、書きたくなるような良い体験を提供することが本質的な近道になります。

接客、空間、提供のスピード、ちょっとした気配り。こうした体験価値の積み重ねが、自然と評価につながっていきます。

体験価値の考え方については、別の記事で詳しく解説しています。

マーケティング飲食店・サービス業の競争力は体験価値で決まる|目に見えない価値の設計記事を読む →

4. もらった口コミには必ず返信する

投稿された口コミに丁寧に返信することも、立派な口コミ対策です。返信している姿勢は、これから書こうとする人の背中を押してくれます。

また、口コミへの返信はGoogleマップでの評価(MEO)にも良い影響を与えるとされています。

良い口コミには感謝を、厳しい口コミには誠実な対応を示すことが、お店の信頼を育てます。

変数と文学にできること

変数と文学のロゴマーク

変数と文学では、Googleの規約を守りながら成果を出すMEO・口コミ施策の設計からご相談いただけます。

「知らないうちに違反していたかもしれない」という状態の見直しも対応可能です。

SNSマーケティングやWeb制作と組み合わせ、口コミ単体ではなく集客全体の設計から支援できるのが強みです。

小手先の施策ではなく、長く続く土台づくりをお手伝いします。「口コミがなかなか増えない」「正しいやり方が分からない」という段階でも、お気軽にご相談ください。

まとめ

Googleマップのアイコン画像

口コミの謝礼は、割引でもドリンク1杯でもGoogleの規約違反にあたります。違反すれば口コミの削除や、ビジネスプロフィールの制限といったペナルティを受けるリスクもあるのです。

大事なのは、小手先の見返りではなく、良い体験を設計し、正攻法でお願いすることです。

口コミの集め方や集客にお悩みの方は、お問い合わせからお気軽にご相談ください。

AUTHOR

Matsumori

Matsumori

代表 / Webディレクター / マーケター

フレンチを中心に10年以上料理人として腕を磨いた異色の経歴を持つ。中小企業・個人事業主のマーケティング課題に、戦略設計から運用・改善まで一気通貫で伴走している。