WooCommerceでECサイトを立ち上げる際に悩みやすいのが、決済サービス選びです。
コンビニ決済やスマホ決済まで揃えるべきか、個人事業主でも契約できるのかなど、この記事では主要6サービスを公平に比較し、自社のECサイトに適した決済手段の選び方をわかりやすく解説します。
そもそもWooCommerceとは

WooCommerceは、WordPressに追加して利用できる無料のECプラグインです。
商品管理や配送設定、マーケティング連携などを一元管理でき、既存のWordPressサイトにも簡単に導入できます。
個人ショップから大規模なECサイトまで幅広く対応できる柔軟性が強みです。
一方で、日本向けの決済機能は標準では十分とは言えません。だからこそ、適切な決済プラグインの選定が重要になってきます。
(参考:KOMOJU公式「WooCommerceとは」)
WooCommerceの決済手段選びで押さえるべきポイント

決済サービスを選ぶ前に、まずはWooCommerceの決済の仕組みを理解しておきましょう。
そのうえで、自社に合ったサービスを選ぶためのポイントを確認します。
WooCommerceの決済の仕組み
WooCommerceでは、決済サービスごとの専用プラグインを導入し、アカウントと連携することで利用できます。
複数の決済サービスを同時に有効化することも可能です。
また、サービスごとに審査期間が異なるため、ECサイト公開前に決済手段を決めておくことをおすすめします。
(参考:KOMOJU公式「WooCommerceで導入できる決済方法と導入方法を解説」)
決済サービスを選ぶ5つの基準
決済サービスを比較する際は、次の5つを基準にすると選びやすくなります。
- 手数料:初期・月額ゼロでも決済手数料の違いが長期コストに影響
- 対応決済の種類:コンビニ決済やQRコード決済への対応状況
- 入金サイクル:売上金が振り込まれる頻度やタイミング
- 導入の手軽さ:公式プラグインの有無や設定のしやすさ
- 日本市場対応:海外サービスでも日本のコンビニ決済・スマホ決済に非対応のケースあり
どれか一つだけで決めるのではなく、5つのバランスを見ることが大切です。特に「対応決済の種類」と「日本市場対応」は、売上の機会損失に直結するため、国内向けECでは優先的に確認しましょう。
次の章では、この基準を踏まえながら主要なサービスを見ていきます。
WooCommerceで使える主要な決済サービス6選

ここでは代表的な決済サービスを6つ紹介します。取り上げるのは次の6つです。
- 1. KOMOJU
- 2. WooPayments
- 3. Amazon Pay
- 4. Stripe
- 5. Square
- 6. PayPal
それぞれの強みと注意点を、順番に解説していきます。
1. KOMOJU

KOMOJUは、国内外の多様な決済方法を1契約でまとめて導入できる決済代行サービスです。
20,000店舗以上の導入実績があり、個人事業主から大手企業まで幅広く利用されています。
最大の特徴は、対応する決済手段の豊富さです。クレジットカード、コンビニ決済、PayPayなどのスマホ決済、楽天ペイ、Paidy、銀行振込、キャリア決済、海外決済など65種類以上に対応しています。
初期費用・月額費用は無料で、個人事業主や海外法人の契約も可能です。入金サイクルは週次(最短5営業日)または月次から選べます。
WooCommerce公式プラグインも提供されており、導入も比較的スムーズです。
(参考:KOMOJU公式「WooCommerce決済ならKOMOJU」)
2. WooPayments

WooCommerce公式の決済プラットフォームです。
決済インフラにはStripeを採用しており、クレジットカードのほか、Apple PayやGoogle Payにも対応しています。
売上管理や返金対応などをWordPress管理画面で一元管理できるため、運用しやすい点が魅力です。135種類以上の通貨に対応しており、海外向け販売にも活用できます。
一方で、日本のコンビニ決済やPayPay、楽天ペイ、メルペイ、Paidyには対応していません。
(参考:WooPayments日本公式)
3. Amazon Pay

Amazonアカウントの登録情報を使って簡単に購入できる決済サービスです。
住所やカード情報入力の手間がなく、購入離脱の防止につながります。
直接契約は原則として法人のみが対象です。ただし、ECプラットフォーム経由で利用できるケースもあります。
(参考:Amazon Pay公式「Amazon Pay for WooCommerce」)
4. Stripe

世界中で利用されているオンライン決済サービスです。
クレジットカードやApple Pay、Alipayなどに対応し、APIを活用した柔軟なカスタマイズもできます。
ただし、日本向けのスマホ決済を幅広く導入したい場合は、KOMOJUなど他サービスとの併用がおすすめです。
(参考:Stripe公式「料金体系」)
5. Square

実店舗とECサイトの決済をまとめて管理できるサービスです。
入金サイクルの早さも特徴ですが、タイミングは登録口座によって異なります。三井住友銀行またはみずほ銀行なら決済日の翌営業日、それ以外の銀行では毎週木曜日締め・金曜日払いの週次入金です。
一方で、コンビニ決済や国内スマホ決済には非対応のため、実店舗を運営している事業者向けといえるでしょう。
(参考:Square公式「Squareの決済手数料」)
6. PayPal

200以上の国と地域で利用される国際決済サービスで、海外ユーザーからの信頼性が高いのが特徴です。
ただし、国内向けのコンビニ決済やスマホ決済には対応していないため、国内販売が中心の場合は他サービスとの併用を前提に考えましょう。
(参考:PayPal公式「取引手数料」)
主要決済サービス比較表

各サービスの主要スペックを下表にまとめます。
手数料は公式情報に基づく目安であり、取引条件によって変動するため最新情報は各サービスの公式ページをご確認ください。
| サービス名 | ※手数料目安 | 初期・月額費用 | 入金サイクル | 個人事業主可否 | 日本のスマホ決済 | コンビニ決済 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| KOMOJU | 3.25% | 無料・無料 | 週次・月次 | 〇 | 〇 | 〇 |
| WooPayments | 3.6% | 無料・無料 | 月次中心 | 〇 | ✕ | ✕ |
| Amazon Pay | 3.9% | 無料・無料 | 月次 | ✕(法人のみ) | ✕ | ✕ |
| Stripe | 3.6% | 無料・無料 | 2〜7営業日 | 〇 | △(一部) | △(一部) |
| Square | 3.6% | 無料・無料~ | 翌営業日(三井住友・みずほ銀行の場合)/その他は週次(毎週金曜日) | 〇 | ✕(オンライン) | ✕ |
| PayPal | 3.6%〜 | 無料・無料 | 都度 | 〇 | ✕ | ✕ |
| サービス名 | 対応決済の種類 |
|---|---|
| KOMOJU | クレカ・コンビニ・PayPay/メルペイ/au PAY/d払い・楽天ペイ・Paidy・銀行振込・ペイジー・キャリア・海外決済など65種類以上 |
| WooPayments | クレカ・Apple Pay・Google Pay |
| Amazon Pay | クレカ(Amazonアカウント経由) |
| Stripe | クレカ・Apple Pay・Google Pay・Alipayなど |
| Square | クレカ・Apple Pay・Google Pay・電子マネー(店舗) |
| PayPal | クレカ・PayPalウォレット(海外中心) |
参照:KOMOJU料金ページ WooPayments手数料ページ Amazon Pay手数料ページ Stripe手数料ページ Square手数料ページ PayPal手数料ページ
※手数料目安はクレジットカードを基準にしています。
※2026年6月5日現在の情報です。
シーン別おすすめの選び方

決済サービスは、自社の顧客や事業に合ったものを選ぶことが大切です。代表的な5つのシーン別に、選び方を紹介します。
- 1. 国内向けECで日本のお客様の選択肢を増やしたい
- 2. クレジットカード決済だけで十分
- 3. Amazonユーザーを取り込みたい
- 4. 実店舗とECを両方やっている
- 5. 越境ECで海外顧客がメイン
順番に見ていきましょう。
1. 国内向けECで「日本のお客様の選択肢を増やしたい」なら→KOMOJU
PayPayやメルペイ、楽天ペイ、コンビニ決済など、日本で利用者の多い決済手段をまとめて導入したい場合はKOMOJUがおすすめです。
個人事業主でも利用でき、初期費用・月額費用もかかりません。
2. クレジットカード決済だけで十分なら→WooPaymentsまたはStripe
顧客の利用する決済手段がクレジットカード中心であれば、WooPaymentsまたはStripeで十分対応できます。
WooPaymentsはWooCommerceとの連携がスムーズで、Stripeは柔軟なカスタマイズが可能です。
3. Amazonユーザーを取り込みたい法人なら→Amazon Pay併用
法人運営のECサイトで、Amazon利用者を主要ターゲットとしている場合は、KOMOJUやWooPaymentsに加えてAmazon Payを導入するのも有効です。
住所や支払い情報の入力を省略できるため、購入途中の離脱防止につながります。
4. 実店舗とECを両方やっているなら→Square
カフェや雑貨店など、実店舗とオンラインショップを併用している事業者にはSquareが向いています。
POSレジと連携できるため、在庫や売上をまとめて管理できる点が便利です。
5. 越境ECで海外顧客がメインなら→KOMOJUまたはPayPal
海外顧客向けの販売が中心なら、KOMOJUまたはPayPalがおすすめです。
KOMOJUはアジア圏の決済手段に強く、PayPalは欧米市場で高い認知度を持っています。
多くの国内ECに変数と文学がKOMOJUを勧める理由

数ある決済サービスの中で、KOMOJUが多くのEC事業者に選ばれている理由を4つ紹介します。
- 1. 日本の主要決済を1契約で導入できる
- 2. 初期費用・月額費用ゼロで個人事業主でも契約可能
- 3. 最短5営業日の週次入金でキャッシュフローが安定
- 4. 越境ECに発展しても同じ契約で海外決済が使える
それぞれ解説していきます。
1. コンビニ決済・PayPay・楽天ペイなど日本の主要決済を1契約で導入できる
WooPaymentsやStripeでは対応していない国内向け決済もまとめて導入できます。
追加契約の手間がなく、幅広い決済ニーズに対応できる点が大きな強みです。
また、KOMOJUの調査では、希望する決済方法がなかったことで50%以上の消費者が「わずらわしさを感じた」と回答しています。さらに、そのうち47%は別のオンラインショッピングサイトで購入し、37.6%は買い物自体をやめたという結果です。
機会損失を防ぐうえでも、決済手段の充実は欠かせません。
(参照:KOMOJU「ECサイトでの決済方法に関する購入者と運営者への実態調査」)
2. 初期費用・月額費用ゼロ+個人事業主でも契約可能
取引ごとの手数料のみが発生するシンプルな料金体系で、固定費をかけずに多様な決済手段を導入できるため、導入ハードルを抑えられます。
また、法人契約が前提となるAmazon Payとは異なり、個人事業主や海外法人でも利用できる点も特徴です。
3. 最短5営業日の週次入金でキャッシュフローが安定

入金サイクルは週次(最短5営業日)または月次から選択可能です。
仕入れや運転資金の回転を重視する事業者にとって、週次入金を選べることは資金繰りの安定につながります。
4. 越境ECに発展しても同じ契約で海外決済が使える
KOMOJUは65種類以上の国内外の決済手段に対応しているため、越境ECへ展開する際も追加契約なしでそのまま利用できます。
自社のECに合った決済手段を選ぼう

WooCommerceの決済選びは、「誰に・どこへ売るか」によって最適なサービスが異なります。
クレジットカード中心ならWooPaymentsやStripe、実店舗連携ならSquare、越境ECならPayPal、日本向けの多様な決済をまとめて導入したいならKOMOJUがおすすめです。
変数と文学はKOMOJUの決済パートナーとして導入支援を行っています。WooCommerceの決済設計でお悩みの方は、お問い合わせからお気軽にご相談ください。
変数と文学経由でのご相談では、導入要件や運用条件を踏まえた優遇条件のご案内が可能です。
